ベルガモット

ベルガモット

学名:Citrus aurantium ssp.bergamia

科名:ミカン科

抽出部位:果皮

抽出法:圧搾法


オレンジビターの近似種。完熟前の緑色の状態で収穫し、果皮を圧搾して精油を採取します。イタリアの小都市ベルガモで最初に栽培されたことから、この名前が付けられたと言われています。紅茶のアールグレイの香り付けは、ベルガモットの精油を使用しています。香水にも多く利用されますが、生産量はレモンやオレンジに比べ低いため価格はこれらよりも高め。イタリアやモロッコ、コートジボワールなどが主な産地です。


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注意!

光毒性が高いオイルです。目安としては、0.4%以上の濃度のトリートメントオイル等を塗布をしたら12時間は日光に当たらないように気を付けてください。多量に使用すると皮膚刺激の可能性があります。十分希釈をしてご使用ください。

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《心に対するはたらき》

気持ちが高揚し明るくしリフレッシュさせてくれます。不安や抑うつ、緊張の緩和に。それと同時に鎮静効果も期待できるため、イライラを落ち着かせ、精神のバランスを整える香りとして好まれています。ダイエット時の気分転換の香りにもおすすめです。


《体に対するはたらき》

  • お腹によい働きがあります。希釈したオイルをお腹に塗布し便秘対策に。
  • 殺菌力もあるので、風邪を引いた時にお部屋に焚く。ティートゥリーやユーカリなどとのブレンドも良いです。
  • 脂性肌による皮膚のトラブルに。


《主な成分》

モノテルペン炭化水素類 (d-リモネン40%、γ-テルピネン8.5%)

エステル類(酢酸リナリル30%)

モノテルペンアルコール類 (リナロール10%)



《相性の良い精油》

柑橘系、イランイラン、カモミール、ゼラニウム、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー等