オレンジ・ビター/スィート
オレンジ・ビター
学名:Citrus aurantium
オレンジ・スウィート
学名:Citrus sinensis
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出法:圧搾法
オレンジの木は4~5mの高さになる常緑樹です。原産はヒマラヤ・中国で、日本へは中国から伝わりました。現在は、地中海地方、イスラエル、南米、北米など各地でたくさん栽培されています。オレンジ・ビターが採れるCitrus aurantiumの葉からはプチグレン、花からはネロリ精油が採取されます。オレンジのフレッシュな香りは気持ちを明るく前向きにしてくれる香りとして広く人気のある香りです。
注意
- オレンジビターには光毒性があるので皮膚へ塗布する時は、4~5時間は直射日光に当たらないようにしましょう。肌に使用するならオレンジスィートを利用するほうが安心です。
- オレンジを長期に使用したり、一度に多量を使用すると、敏感な肌を刺激してしまうことがあります。
- 心にたいする働き
沈んだ気持ちの時に明るさを、不安な時に安心感を、神経質になっている時におおらかさを取り戻す。眠れないときにラベンダーをブレンドして焚くのもおすすめ。抗菌作用もあるのでお部屋の空気も一緒に綺麗にしてくれます。
- 体にたいする働き
腸の蠕動運動を強化します。脂肪の消化を助けるので食べ過ぎの時、また、胃への鎮静効果があるためストレスでお腹が痛い時。トリートメントオイルを作り直接お腹に塗布する。まずは1%濃度で。お腹の風邪にも。ブレンド例:オレンジ2、パルマローザ1、グレープシードオイル大さじ1(15ml)※パルマローザはゲラニオール成分を多く含み子宮収縮作用があるため妊婦さんには禁忌です。
血液循環やリンパの流れを促進する成分を含むため、むくみ対策のトリートメントオイルにブレンドするのも良いです。
《主な成分》
モノテルペン炭化水素水(d-リモネン)90%以上
オレンジビターには光感作性のあるラクトン類フロクマリン0,07%含有
《相性の良いオイル》
ほぼ全ての精油と相性が良い。
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